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ASSEMBLY

ここではフォーミュラフロントにおいてのアセンブリについて少し解説する。AI機体作成時の参考にしてもらえればと思う。

対人戦時
インターナショナルの売りであるマニュアル操作での対人戦時のアセンは、フレーム等基本的にLRと同様だと思っても良い。しかしながら基本的にNB仕様なため多少LRとは異なる部分が出てくる。加速のパラメータが無いためにGULL系も十分使えるため、熱量の低いLOTUSと合わせるのが良いだろう。もちろんTP系も十分使えるためこれらがブースターの主力となるだろう。武装も基本的に同じで良いが、ミサイルの誘導性能はLRと比べてかなり高くなっているため補助武器として積んでおくと良い。

AI機
マニュアル操作時は上に述べたとおりだがAI用機なるとアセンは全く違った物になる。AIが操作しAIと戦闘を繰り広げるACFFではマニュアル時には役に立たないと思われたパーツでもかなりの強パーツに化けることがある。
AIは回避しながらの戦闘が不可能なため、フレームに関しては基本的にタンクや重二など出来るだけ高い装甲を持つタイプの脚部が有利である。熱暴走対策にEXの電池(JIRENなど)も出来るだけ積んだ方がよいだろう。

中距離系機体
AI機においての強武器は神バズ、グレネードライフル、プラズマライフル、タンク限定で両肩レーザーキャノンCR-WBW98LX等の一撃の威力が高い重火器類である。これらの武器には重火器判定という物があり相手のAIロジックに影響を与えるため、AI戦では基本的に強力である。タンクになら各種肩パルスキャノンも強力だ。フロム公式大会であるWリーグにおいてもこれらの武装を搭載した機体が多数出場した。
特に、初期のWリーグでは
ガチタンにCR-WBW98LXもしくは肩パルスキャノン、左神バズ
重二に右重グレ(CR-WR81G)、左神バズ、または両手神バズ
という中距離系機体が定番となり、圧倒的攻撃力と防御力で相手をねじ伏せるスタイルにより予選リーグを勝ち進んだ機体はほとんどこの構成であった。手軽で強力なこの構成は初心者にもお勧めで、Rリーグ程度ならばほとんどこれで勝ち進めるだろう。

近距離系機体
Wリーグ中期にはこれらのタンクに対抗できる近距離戦機体が現れ始め、予選を勝ち上がる機体が出てきた。近距離戦というと軽二を思い浮かべるかも知れないが、ここで使われたのは主に四脚である。何故四脚が使われたのかというと別に肩キャノンを撃ちたかったわけではなく、高い旋回性能と被弾時安定性能に目を付けられたのである。定番の神バズ、右重グレは高い反動を持ち、軽二や中二程度では固まってしまうのだが四脚ならば影響されにくい。そしてその旋回能力で旋回戦を仕掛けることによりタンク、重二に捕捉されることなく倒すことが出来た。
AIによる近距離戦ではショットガン、火炎放射器、武器腕バズ、両肩ビットなどの対人戦では日の目を浴びないような武装がかなり強かったりする。他にも軽実EOコアもお勧めで、場合によってはこれだけで相手APを3000近く削ることもある。
この手の機体は結構試行錯誤がいるため初心者向きではないといえるが、うまく組むとタンクや重二に勝てる強力なACが作れるだろう。

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▲タンクと近接四脚の戦闘



遠距離系機体
もうひとつタンクに勝利する手段としては遠距離戦機体により、射程外から倒すという戦術である。この場合の武装はミサイルをメインとし補助武器としてスナイパーライフルが用いられることが多い。しかし、遠距離系の機体は戦闘能力が対戦ステージによって大きく左右されるためWリーグでも勝ち進んだ遠距離系機体は少なかった。



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