フラップ主翼後縁又は前縁に取り付けられる動翼で、高揚力装置と訳される。離着陸時に展開することで揚力を発生させ、低速時の失速を防ぐ。これにより低速での離着陸が可能となり、滑走距離の短縮に貢献している。

また、戦闘機では大戦時の頃から旋回性能を向上させる目的でも使用されており、現在のフライ・バイ・ワイヤ機ではフラップをコンピュータにより自動制御することで旋回性能を向上させている。

▲F-15のフラップとエルロン