JHMCSJoint Helmet Mounted Cueing Systemの略で、統合ヘルメット装着キューイングシステムと訳される。
ヘルメットの向きを磁気センサーで感知し、パイロットの向いた方向への照準を可能とするシステムで、AIM-9Xと組み合わせることで視界内のどこにいても攻撃が可能となる。ヘルメットのバイザーにはHUDのように情報が投影され、目標を視界中央に捉え続けることで自動的にロックオンする。
イスラエルのヴィジョン・システム・インターナショナル社によって開発され、ボーイング社が売り込みを行っており、今の所F-15、F-16、F/A-18に対応している。

▲JHMCS