▽TOP

▽ARMORED CORE

▼MILITARY

▽BBS

▽リンク

▽サイトについて
74式戦車

74式戦車

74式戦車は61式戦車の後継として開発された、陸上自衛隊の第二世代戦車である。当時の最新技術を盛り込んで開発された74式戦車は、列国の戦車と比較しても遜色ない性能を有しており、当時の仮想敵国のソ連の戦車に対して充分渡り合えるものであった。後継の90式戦車10式戦車が開発された現在でも数の上では陸自の主力戦車である。

90mm砲を装備した61式戦車が配備され始めた1962年頃、ソ連では100mmライフル砲を装備したT-54やT-55が主流となっており、115mm滑腔砲を搭載したT-62も配備が始まりつつあった。また、西側でも105mm砲を装備した戦車が登場し始め、61式戦車は既に一歩遅れた状況になっていた。そのため61式戦車が配備されて間もない1964年には105mm砲を搭載する新戦車の開発が始まったのである。

1969年にはST-Bと呼ばれる試作車両の1号車が完成し、各種試験を繰り返した。試作車両は6号車まで製作され、その後1974年に74式戦車として正式採用され量産を開始、翌75年から配備が開始された。

1989年の生産終了までに873両が生産され、1999年頃からは耐用年数を過ぎた車両から退役が始まっている。現在では年30〜40両程度のペースで退役が進んでおり、2013年3月末の時点での保有数は373両とみられる。最終的な調達単価は1両あたり4億円程度であった。

独特な油気圧懸架装置や高度な射撃統制装置など採用当時は間違いなく西側最高の第二世代戦車だったが、ほぼ同時期にソ連で125mm滑腔砲を装備するT-72が配備され始め、西側でもその後時代は第三世代戦車の時代へ移り10年程で旧式化してしまった。

90式戦車が実質北海道専用となったため、後継として90式戦車より小型軽量な10式戦車が配備され始めており、今後更新が進んでいくものと思われる。
避弾経始を考えられた曲面砲塔を持つ74式は、90式よりスマートで配備数が多いことから各地の基地祭で見ることが出来るためファンが多い。


油気圧懸架装置
74式戦車
74式戦車では様々な独自技術が盛り込まれているが、その中でも最も特徴的なのが姿勢制御機能を持つ独立型油気圧式サスペンションであろう。
油圧制御により車体を前後±6度、左右±9度、上下20cm可動させることができ、主砲の俯仰角を広く取ると共に、起伏の激しい日本の地形で車体を隠蔽させながらの射撃を容易にしている。当時スウェーデンの無砲塔戦車Sタンクが俯仰動作のため同様の機構で前後のみ傾ける事が出来たが、通常の戦車で前後左右に傾けることが出来る機構は世界で初めてであった。また、車高を上げることでトラベル長を大きく出来るため、不整地での走破性も優れている。その他にも油気圧サスペンションはトーションバーサスペンションのように車体底部に軸を通す必要がないため、車高を低く出来るというメリットがあり、当時の西側の通常砲塔型戦車の中では最も低い車高を実現している。

しかし当時としてはかなり構造が複雑で、採用直後北海道の部隊に配備された74式戦車のサスペンションがオイル漏れを起こしほとんどの車両が使い物にならなくなったりしたことがあり、しばらくは運用に苦労していたそうだが、現在では改善されているとのこと。

火力
74式戦車
主砲は英国ロイヤル・オードナンス社製51口経105mmライフル砲L7A1のライセンス生産品を搭載している。L7はレオパルト1やM60などにも採用されている西側第二世代戦車の標準砲とも言えるもので、運用実績も十分で相互運用性の面からも当時としては最適であった。2軸ジャイロによる砲安定装置により走行中も目標に照準を合わせ続ける事が可能で、行進間射撃も可能となっている。有効射程距離は弾種にもよるが3km程度である。

砲弾は当初英国製L28A1 APDSとM393 HEP弾をライセンス生産した75式HEP-T弾を使用していたが、1984年からより威力の高いM735 APFSDSが追加され、現在では国産のAPFSDS及びHEAT-MPが主流となっている。
93式装弾筒付翼安定徹甲弾
▲93式装弾筒付翼安定徹甲弾
現在運用されているAPFSDSは93式装弾筒付翼安定徹甲弾が使用されている。この弾薬はダイキン工業が開発したもので、初速は1501m/s、装甲貫徹力は射距離2kmで414mm程度の均質圧延鋼版を貫徹可能と推定されており、これは第二世代戦車相手なら概ね正面装甲を貫徹可能なレベルである。ちなみ導入当初に運用されていたL28A1 105mmAPDS弾の装甲貫徹力は同条件で240mm程度、1984年に導入されたM735 105mmAPFSDSで318mm程度であり、当初に比べれば攻撃力は大幅に向上していると言えよう。

91式多目的対戦車榴弾
▲91式多目的対戦車榴弾
HEAT弾薬としては小松製作所製の91式多目的対戦車榴弾が使用されており、初速は1150m/s、装甲貫徹力は米軍の105mmHEAT弾M456と同程度の360〜425mm程度と推定されている。

砲身には脱着可能なサーマルスリーブが装備されおり、射撃時等の熱により砲身が歪んで射撃精度が低下するのを防ぐ。74式のサーマルスリーブはアルミ合金の二重構造となっており、その間にヒートパイプを通すことで熱分布を均等にする。

L7A1
▲105mmライフル砲L7A1
主砲仰俯角は+9度〜-6度だが、油気圧懸架装置の姿勢制御と組み合わせることにより+15度〜-12度となり、当時の戦車としては世界一主砲俯角が大きかった。砲塔の旋回及び仰俯角動作は当時主流だった油圧式ではなく電動式であり、被弾時の危険性が少ない。

副武装として砲塔上部に12.7mm重機関銃M2、主砲同軸に74式7.62mm機関銃を搭載。74式7.62mm機関銃は62式7.62mm機関銃をベースとして車載化したもので、銃身が細く信頼性の低かった62式7.62mm機関銃と比べ重量制限がなくなったことにより、非常に堅牢なものとなっており、信頼性が大幅に向上している。発射速度は毎分1000発または毎分700発の切り替え式で、90式戦車や10式戦車にも採用されている。また、74式戦車においては砲身の冷却にブロアによる強制冷却方式を採用しており毎分700発の発射速度で20〜25発の連続射撃を2〜3秒間隔で3分以上行うことが可能。
74式60mm発煙弾発射筒
▲74式60mm発煙弾発射筒
砲塔側面には74式60mm発煙弾発射筒2基を有し、車内に予備弾を6発搭載している。 発煙弾は黄燐を使用しており、瞬時に煙幕を張ることが可能で、全弾発射時で車両前方約100mの範囲に約10分間煙幕域を構成することが可能。

車内には乗員用の自衛武器として11.4mm短機関銃(M3グリースガン)2丁と弾薬150発、64式小銃1丁と弾薬200発、21.5mm信号拳銃1丁と弾薬10発、手榴弾8発を備える。

射撃統制装置&視察装置

射撃統制装置にはルビーレーザーを使用したレーザー測遠機と連動したアナログ式弾道計算機などの当時の最新技術が注ぎ込まれ、当時としては非常に高い命中精度を誇った。特に今では当たり前のように使われているレーザー測遠機も通常型戦車としては世界で初めて搭載した。測定距離は300〜3000mで±10mの精度で測定可能で、測定データは自動的に弾道計算機に送られる。レーザー測遠機の送受信部は車長用照準潜望鏡と同じ場所に搭載されている。

赤外線兼白色投光器
▲赤外線兼白色投光器
74式には夜間戦闘用にアクティブ式赤外線暗視装置が装備されており、1小隊に1両の割合で赤外線兼白色投光器が装備されている。この赤外線兼白色投光器はフィルターをかければ赤外線のみ、かけなければ普通のライトとして使える。通常は赤外線のみを照射して赤外線暗視装置で照らされた物を見ることが出来る。この投光器はキセノンランプにより1500m先で本が読めるほど強力なものだが、相手も赤外線暗視装置を持っているとこちらの位置がばれるため、現在では暗視装置としてはあまり意味がないと思われる。そのため90式戦車や89式装甲戦闘車などでは位置がばれないパッシブ式赤外線暗視装置が搭載されている。ちなみにこの強力な投光器に目を付けられ、1991年の雲仙普賢岳噴火の際に夜間の火砕流の警戒監視のため災害派遣が行われた。

視察装置
▲視察装置等配置
砲塔上面右には5個のビジョンブロックを持つ車長用キューポラがあり、前方に車長用J3照準潜望鏡(8倍又は1倍)を備える。その前には砲手用J2照準潜望鏡(8倍又は1倍)があり、主砲防楯右には砲手用J1直接照準眼鏡(昼間8倍、夜間9.6倍)が装着される。その他視察装置として、砲塔上面左側には装填手用M6潜望鏡があり、車体左前方には操縦手用JM17潜望鏡が備わっている。灯火装置として車体前方左右にそれぞれ1基ずつヘッドライトと方向指示器を搭載、操縦手の赤外線暗視装置用投光器も1基又は2基を備える。車体右側には警告用のサイレンがあり、その横には灯火管制時に暗視装置を使わない場合に点灯する管制前照灯があるが、これはヘッドライトに比べるとかなり暗いものとなる。

装甲
74式戦車
車体は圧延鋼版による溶接構造で、車体前面上部で傾斜角65度、車体前面下部で55度程度と良好な避弾経始を有する。装甲厚は公開されていないが、溶接痕等から車体前面で80mm程度と推定されており、装甲傾斜による水平弾道に対する見かけ上の厚さは車体前面上部で189mm程度、車体前面下部で139mm程度となる。また、車体側面部は35mm程度、車体後部は25mm程度と推定されている。

砲塔は防弾鋳鋼による鋳造により、曲面的で優れた避弾経始を有している。被弾率の高い砲塔防盾部の装甲厚は寸法や重量から平均で195mm程度と推定されているが、最大で248mmの厚さがあるとされる。これらの値を同世代の戦車と比べると、正面装甲はドイツのレオパルト1やフランスのAMX-30よりは厚く、米国のM60やソ連のT-62よりは薄いといったもので、第二世代戦車としては平均的なレベルであったと言える。
車種 車体前面(上部) 砲塔前面(防盾部) 重量(t)
厚さ(mm) 角度(°) 防御能力(mm) 厚さ(mm) 角度(°) 防御能力(mm)
74式戦車 80 65 189 195 - 195 38
レオパルト1 70 60 140 65 60 130 40
AMX-30 79 60 158 80.8 60 162 36
T-62 102 60 204 242 - 242 40
M60A1 109 65 257 127 60 254 47.2
チーフテン 120 72 388 195 60 390 54
▲各国第二世代戦車との装甲の比較

しかしながら、他国の第二世代戦車は概ね装甲強化の改修やRPG-7等のHEAT弾に対抗するためERAの搭載などを行なっており、その手の改修が全く行われなかった74式戦車の防御力には不安が残る。


機動力
74式戦車

エンジンは三菱製2サイクルV型10気筒空冷ターボディーゼルの10ZF22WTを搭載し、トランスミッションとエンジンが一体化したパック方式により整備性も向上している。エンジンのスペックとしては最大出力は15分定格で720馬力/2200rpm、排気量は21500cc、圧縮比18.7、最大軸トルクは250kgf・m/1600rpmとなっている。最高速度は53km/hと当時としては標準的だが、出力重量比は19hp/tと第二世代戦車としては良好で、前述の装甲厚を考えると機動性と防御力のバランスは高水準でまとまっていると言えるだろう。なお、0発進で200mまでの加速性能は25秒となっている。

車種 重量(t) 出力(hp) 出力重量比(hp/t) 最高速度(km/h) 航続距離(km) 燃料搭載量(L)
74式戦車 38 720 19 53 312 780
レオパルト1 40 830 20.8 65 600 1010
AMX-30 36 680 19 65 600 970
T-62 40 580 14.5 50 450 960
M60A1 47.2 750 15.8 50 482 1457
チーフテンMk.3 54 720 13.3 48 400 950
▲各国第二世代戦車との機動力の比較

燃料搭載量は780Lで、燃費は平坦地での35km/hの巡航において400m/Lであり、ここから計算すると航続距離は312kmとなる。補助タンクとして200Lのドラム缶を車体後部に取り付けることが可能で、この場合航続距離は392kmとなるが、それでも他国の第二世代戦車と比較すると燃料搭載量が少なく航続距離が短い。燃料は補助タンクから優先的に使用され、戦闘時などは操縦席からの遠隔操作で切り離すことが可能となっている。燃料は基本的に軽油を用いるが、JP-4ジェット燃料でも動作する。

トランスミッションは前進6段、後進1段のセミオートマチックで、加減速はアクセルペダルと変速レバーのみで可能だが、発進時、停車時のみクラッチ操作が必要となっている。車内は冷房は搭載しておらず、操縦席のみエンジン熱を利用したヒーターを備える。また、吸気用シュノーケルと排気用ダクト、砲口蓋等からなる潜水補助キットを取り付け、各箇所を密閉することで水深2mまでの河川などを潜水渡可することが可能。


NBC防護
74式戦車はフィルターカートリッジ式のCBR(化学・生物・放射能)防護装置を有しており、プレフィルタ・パーティクルフィルタ・ガスフィルタからなるCBR防護フィルタにより汚染空気を浄化し車内に送り、車内を与圧することで汚染空気の流入を防ぐ。ただしこの場合主砲の閉鎖機に砲尾栓を取り付ける必要があるため、主砲が撃てなくなる。そのため90式戦車のNBC防護装置では車内全体を与圧せずに乗員の防護服に直接浄化空気を送り込むライン式と呼ばれる方式が採用されている。(現在ではCBRではなくNBCと呼ぶ)

2011年の東日本大震災の際には福島第1原子力発電所の瓦礫撤去のため排土板(ドーザー)を装備した74式戦車2両が78式戦車回収車とともに派遣されている。しかしながら間もなく遠隔式の重機が準備されたため、実際には運用されなかった。74式戦車の装甲ならば放射線の内、アルファ線とベータ線は全周囲で防ぐことが可能で、ガンマ線に対しても前面装甲の80mmの鋼板ならば1/10程度に、側面及び後面の25〜35mm鋼板でも1/2〜1/3に減衰させることができると考えられる。ただ、74式戦車に限らず一般の戦闘車両が備えるNBC防護装置は放射性物質の流入は防ぐことができるが、ガンマ線や中性子線などの放射線は、減衰させることは可能でも完全には防ぐことはできないため、遠隔式の重機が使えるのならばそちらを使うに越したことはないのは確かである。
74式戦車
▲ドーザーを装備した74式戦車と78式戦車回収車
アップデート
視察装置
74式戦車は生産後マイナーアップデートが施されており、下記のサブタイプがある。

初期生産型:最初の生産型。B型登場以降も特にA型といった名称は付加されていない。
74式戦車(B):射撃統制装置を改良しAPFSDSに対応した。それまで生産された全ての車両が改良された。1984年制式化。
74式戦車(C):それまでOD一色だった塗装が現在の2色迷彩に変更された。1987年に制式化。
74式戦車(D):砲身に熱による砲身の歪みを防ぐためのサーマルスリーブを搭載したタイプ。それまで生産型は全て改良された。1987年制式化。
74式戦車(E):射撃統制装置を改良し91式多目的対戦車榴弾に対応したタイプ。8割程度の車両が改良された。1991年制式化。
74式戦車(F):92式地雷原処理ローラーを搭載できるようにしたタイプ。改良されたのは極少数(10両以下)とされる。1993年制式化。
74式戦車(G):74式戦車(改)とも呼ばれる。90式戦車と同様のパッシブ式赤外線暗視装置や発煙弾発射機と連動したレーザー検知装置を搭載し、履帯離脱防止装置やサイドスカートも追加され、外観もそれまでものとは変わっている。また、CBR防護装置が90式戦車と同様のライン式に変更されている。試作車1両と量産型4両が作られたが、冷戦終結による予算削減と共に、1両1億円程度という改造コストに見合わないと判断されたため、それ以後生産されることはなかった。1993年制式化。

1993年以降はこれらのサブタイプとは別に、Nd:YAGレーザー測遠器とデジタル式弾道計算機への換装や、被弾時に装甲の内部剥離から乗員を保護するためのライナーの追加などの改良が施されているという。


バリエーション
78式戦車回収車
78式戦車回収車
78式戦車回収車は74式戦車の車体を流用して作られた戦車回収車であり、それまで配備されていた70式戦車回収車の後継として開発された。搭載されている油圧ウインチは74式戦車の重量である38tの牽引に対応し、クレーンは20t以上の吊り上げ能力を有している。機関室上部には74式戦車のパワーパックを搭載することが可能な架台も備える。自衛用としてM2 12.7mm機関銃と74式60mm発煙弾発射機を備える。また、74式同様に姿勢制御も可能となっている。


87式自走高射機関砲
87式自走高射機関砲

87式自走高射機関砲はM42ダスター自走高射機関砲やL90高射機関砲の後継として開発された自走高射機関砲である。その見た目の通りドイツのゲパルトを参考にしたと思われるが、ゲパルトより新しい分デジタルコンピュータによる射撃統制装置や走行中の射撃が可能となるなどアドバンテージを有している。

足回りやパワーパックは74式戦車から流用しているが、APUの搭載など車内スペースの問題から車体は新規開発された。74式同様に姿勢制御も可能となっている。ゲパルトと同様にスイスのエリコン社製35mm機関砲を二門搭載し、砲塔上部に追尾用レーダーと捜索用レーダーを備える。バックアップにCCDカメラ、LLLTV、レーザー測遠機などの自動追尾機能を持つ電子光学センサーを備え、ECM環境下でも迎撃が可能。当初レーダーの配置もゲパルトと同じにしようとしたが、特許の問題で現在の配置になったという経緯がある。


91式戦車橋
91式戦車橋
91式戦車橋は74式戦車の車体に二分割された橋桁を車体上部に搭載した架橋戦車である。90式戦車も通ることが可能な約20mの橋を油圧により5分程度で全自動で架けることが可能。車体前部には90式戦車と同様のレーザー検知装置を備えている。

スペック
製造 三菱重工株式会社(砲塔、車体) 日本製鋼所(105mm砲)
全長 9.41m
車体長 6.70m
全幅 3.18m
全高 2.25m
全備重量 約38t
エンジン 10ZF22WT型2サイクルV型10気筒空冷ターボディーゼル 720馬力/2200rpm
最大速度 53km/h(整地)
航続距離 約300km
登坂能力 60%
渡渉水深 1m(渡渉具2m)
主武装 105mmライフル砲L7A1x1(携行弾数50発)
副武装 12.7mm重機関銃M2x1(携行弾数600発)
74式7.62mm機関銃x1(携行弾数4500発)
3連装60mm発煙弾発射機x2
乗員 4名

Photo
JGSDF 10th Division
Japan Ministry of Defence

参考書籍等紹介
ミリタリーに戻る
TOPへ


Copyright (C) EAGLET(mobius) 2005. All rights reserved